セルソ・アルベロ

テノール(マントヴァ公)

密度が濃い豊かな声による気品あるフレージングと、ハイFまで胸声で出す圧倒的な超高音を誇るスペインのテノール。弱音も官能的で、往年の名テノール、アルフレード・クラウスの再来という声も。いまベッリーニやドニゼッティの難役を歌って右に出るテノールはいない。マントヴァ公爵も十八番の一つ。第2幕の「ほおの涙が」では上質なカンタービレに酔えるだろう。